2014/07/16
CATTINO カッティーノ
ブログをご覧の皆様、こんばんは!
進和ホームの幸せづくり専門家佐野です。
みなさん、ご存じのように世界一の長寿国である日本は、
同時に世界一の高齢化社会へと突入しています。
シニア世代の住まいの選択は、今後のライフスタイルを左右するのはもちろん
資産全体の見直しを通じて相続対策の入り口になります。
そこで今回は、住まいと相続についてご説明させていただきます。
住宅には『住まい』としての側面と『資産』としての側面があります。
その両面を考えることが、『今』を安心して暮らすことに加え、将来の相続への備えにもつながります。
そこで、住まい方を3つにまとめてみましたので、ご参考にしていただければ幸いです。
①現在の場所に住み続ける場合
『住み慣れたわが家んでずっと暮らしたい』と考えている方は、
老朽化による改修やバリアフリー化が必要になる可能性を考えておきましょう。
また、自分にもしものことがあった時に、
配偶者が現在の住まいに安心して住み続けられるかどうかも考慮しておくべきです。
②先々を見越して住み替える場合
『今』を充実させるために、立地条件の良い都市部のマンション等に
住み替えることも有力な選択肢の一つです。
住み替えにあたっては、実際に自分の目で住環境を確かめ
予算や目的に会った選択をすることが何より重要です。
③相続財産としての住まい
国内で発生する相続財産の5割以上は、土地・家屋などの不動産が占めています。
自宅敷地は、相続財産の課税価格を軽減する特例である小規模宅地の特例を
上手に活用すれば有効な相続対策になります。
しかし、不動産は分割が難しい資産なので相続人の間で
分割協議がスムーズに進まないケースが多いことに注意です。
まずは、相続や不動産の専門家に相談するのが良いかと思います。
2015年1月から相続税の基礎控除額の引き下げが行われ、
課税対象の世帯は今までの約2倍になると言われています。
相続対策の必要性が増す中で、シニア世代の生活スタイルを踏まえた
賢い住まいの選択を考えることがご家族の幸せへと導いてくれるのではないでしょうか?
Mail:sano@e-shinwa.net
佐野暢亮
様々な情報をお知らせします。