2014/07/16
CATTINO カッティーノ
みなさんのご自宅は、築何年ですか? 『耐震性に問題があるから』 や 『築年数が古いから』といった理由で、
マイホーム計画を進める方が多いと思われます。
昭和56年6月1日に導入されました新耐震基準で建築された建築物と、それ以前の建築物では、大きく被害
状況が異なります。
その後、平成12年4月1日に施行された『住宅性能表示制度』により、耐震等級の表示が可能となりました。
耐震等級(倒壊防止)
耐震等級1 数百年に一度の大地震でも倒壊・崩壊しない。(建築基準法に定める対策がなされている。)
耐震等級2 数百年に一度の大地震でも倒壊・崩壊しない。(建築基準法の1.25倍の対策がなされている。)
耐震等級3 数百年に一度の大地震でも倒壊・崩壊しない。(建築基準法の1.5倍の対策がなされている。)
耐震等級(損傷防止)
耐震等級1 数十年に一度の中地震でも損傷しない。(建築基準法に定める対策がなされている。)
耐震等級2 数十年に一度の中地震でも損傷しない。(建築基準法の1.25倍の対策がなされている。)
耐震等級3 数十年に一度の中地震でも損傷しない。(建築基準法の1.5倍の対策がなされている。)
耐風等級(倒壊・損傷防止)
耐震等級1 500年に一度の暴風でも倒壊・損傷しない。(建築基準法に定める対策がなされている。)
耐震等級2 500年に一度の暴風でも倒壊・損傷しない。(建築基準法の1.2倍の対策がなされている。)
20年目という節目は、阪神・淡路大震災から学ぶべきことを整理するいい機会だと思います。
現実を正確に把握し、マイホーム計画に活かすことが重要です。
また、必要以上に地震を恐れ、過剰性能にしてしまうと、費用対効果が著しく落ちます。
耐震に限らず、健康、環境等さまざまな切り口で、現在の日本住宅の良いところ、悪いところ含め、
情報発信させて頂きます。
今後、この場で、お役立ち情報を、出来る限りご提供させて頂きますので、ご意見、ご感想お伺い
出来れば幸いです。
今後とも、よろしくお願いいたします。
MAIL:nakamura@e-shinwa.net
中村大樹(なかむらひろき)
様々な情報をお知らせします。