2014/07/16
CATTINO カッティーノ
大阪の注文住宅|進和ホームのコラム
「土地探し⑧」CASAcolumn Vol.017
先週からの続きで、「土地を確認するにあたってチェックすべき8項目」について
書いていきたいと思います。復習の意味も含めて、先週のコラムからもう一度、読
み直していただければと思います。
⑤ライフライン
電気・ガス・水道などのライフラインは、家づくりのコストに大きく影響します。
上水道と下水道が敷地内まで引き込まれているか、引き込む場合は本管に許容量が
あるのか、必ず確認するようにしましょう。
⑥道路
2m未満しか道路に接していない場合は、建物が建設できません。幅員が4m未満
の場合、セットバックといって、敷地が道路の一部とみなされて削られてしまいま
す。道路に2m以上接しているか、 幅員は4m以上あるか、これらは最低限の確認
事項です。
公道か私道か、都市計画道路(敷地の全部又は一部が、将来道路になる計画)の有無も
確認しましょう。
⑦土地の形状、高低差、地盤
家づくりで敬遠されがちな狭小地・変形地ですが、アイデア次第では使い勝手の良
い家が低コストで建てられます。土地の形状以外に不満がなく、建築を依頼する住
宅会社が決まっていれば、現場まで設計士に同行してもらい、意見を聞くのも一つ
の策です。
高低差のある土地、傾斜のある土地は、土圧を側面から支える擁壁工事が必要にな
ります。その分、コストも割高になるので注意しましょう。
また、地盤を見た目だけで判断することはできません。しかし、近隣の住人に昔の
土地の状況や過去にあった自然災害を聞くことができれば参考になりますし、地名
に水に関連する文字(沢・谷・池・沼・港など)が含まれていたら、軟弱な土地かも
しれないと推測できます。
ただし、同じ分譲地内でも、数メートル離れただけで地盤の状態が異なることはよ
くあります。家を建てる際は、地盤調査をきちんと行う住宅会社か確認しましょう。
⑧謄本(全部事項証明書)
謄本は、登記所にいけば、誰でも閲覧可能です。所有者や抵当権の有無の確認はも
ちろん、履歴を見ればどんな土地だったかすぐにわかります。工場用地だった場合
は、土壌汚染の有無を必ずチェックしてください。
先週と今週の2回に分けてお伝えしました「土地を確認するにあたってチェックす
べき8項目」、いかがだったでしょうか?
こうして見ると確認することが多く、調べる前から疲れてしまいそうですが、お子
様やお孫さんの代、その先の代まで住むことになる土地かもしれません。未来の安
心を得るために、労を惜しまず頑張ってください。
また、現地へいく際には、下記の物を持参すると便利です。
・情報が掲載されたチラシ等の印刷物
・カメラ
・メジャー
・方位磁石
・地図
・筆記用具
最近は、スマホやタブレットが1台あれば足りてしまうかもしれませんね。
進和ホームでは、家創りをお考えの方の土地探しからお手伝いしております。ご予算や
ご希望のエリアなど、家と土地に関することなら、いつでもお気軽にご相談ください♪
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毎週火曜日は「住まいの定期便 CASAcolumn」をお届けします♪「家のこと」「家具のこと」
「土地のこと」「税金のこと」など、住まいを取り巻くあらゆるテーマを切り口に、コラムを
綴っていきたいと思います。
ここでお伝えすることが、ほんのすこしでも、あなたの家づくりのご参考になれば幸いです。
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