震災から学べること

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ブログをご覧の皆様、こんばんは!

進和ホームの幸せづくり専門家佐野です。

今回のトップ写真は、京都にある私の実家です。

さて、今日の日付は2015.01.17ですよね?
阪神淡路大震災が、今からちょうど20年前に発生しました。
そして、その1年前に私の第二の故郷であるカリフォルニアで発生したノースリッジ地震。
この歴史的な2つの地震が起こったのが同じ01.17なんです。
阪神淡路大震災が発生した時、私はまだ4歳でした。
一度寝るとなかなか起きない私は、あの大きな揺れにも気づかず
母親に机の下で守られながら爆睡していたため、当時の記憶がありません…
当時は、木造住宅を中心に全壊・半壊・全焼したという報道が埋め尽くしていました
私の家も、昔ながらの日本住宅を象徴する築200年の木造住宅なのですが…
幸いにも、実家がある京都の震度は神戸に比べて低かったこともあり、
ほとんど家に支障が無かったんです。
こんな年季が入っている家なのに、何故崩壊しなかったのかと疑問に思ったので
祖父に理由を尋ねたことがあります。
・かやぶき屋根のため、屋根が軽く負荷が小さかった
・囲炉裏や窯で火を焚いていたため、建材が燻製になり強化された
・昔の大工の腕が非常に良かった
私が話を覚えている限りでは、これらの条件が重なって
奇跡的に私の実家は無事だったようです。
ちなみに、少しわかりにくいですが、これが実家の窯です。
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日本は地震大国であり、時代が進むにつれて免震・断震の技術が発達していますが
一度、日本建築の原点に戻って考えてみることが大切なのではないでしょうか?
先人の卓越した知恵と技術は、現代にも十分応用させることが出来ると思います。
本当の意味で人間にとって良い家
本当の意味で地球にとって良い家
学べば、学ぶほど基本が大切だと気付かされました。
地震という自然災害によってたくさんの命が奪われるのは
悔やんでも悔やみきれないですし、非常に悲しいことです。
だからこそ、私が住宅という仕事に携わっている以上、こういった大きな問題を
広い観点から見て、世の為や人の為になるよう解決していかなければと思います。
少しずつですが、自分自身の使命が見えてきた気がしました。

Mail:sano@e-shinwa.net

佐野暢亮

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