2014/07/16
CATTINO カッティーノ
ブログをご覧の皆様、こんばんは!
進和ホームの幸せづくり専門家佐野です!
本日は、住まいのお役立ち情報をお届けします。
最近、日本では洋式化が進み、椅子の生活でほとんど正座をしたことがないという人も少なくありません。
また、『O脚になる』、『足が短くなる』などの理由で正座をしない人や禁止している家庭もあるそうです。
それだけでなく、正座は膝に悪い座り方だと信じている方も多いようです。
しかし、これらは真っ赤なウソです。ただの迷信です。
長時間の正座を強いられる歌舞伎などの伝統芸能の方を見ればわかりますが、
彼らが職業病で膝が悪いなんて聞いたこともありません。
正座で膝が悪くなるのではなく、膝が悪くなってくるから正座すると痛むのです。
何故日本人は、正座のせいで足が短くなったり曲がったりした、という根拠の無い『ウソ』を信じてしまうのか?
それは、正座時の足のしびれからくるイメージで『正座は身体に悪いことだ』と思い込み、
自分の足が短いのも曲がっているのも自分の普段の姿勢が原因だとは思いたくないために
他のせい、つまり正座のせいにしているだけなのです。
と言っても、現代人にとって正座は辛い座り方であることも事実です。
そこで、足がしびれにくくなる正座の方法をまとめましたので、参考にして下さい!
1.足首で円を作って、その中におしりを納めるように座る。足は画像のように少し重ねる。
2.指先をなるべく座布団の端によせておくと圧迫されず
左右の親指を重ね合わせて 時々、上下を入れ替えると血流が滞らない。
3.膝をぴったりつけずに少し離した方がしびれにくい
(女性なら3~4センチ程度、男性ならこぶし1個分あける)
4.しびれそうになったら片方の足に重心を移し、もう片方を休ませてやるというのを交互に行う。
(フレアスカートや着物ならこの動作も目立たずできる)
試したけれども、どうしても足がしびれそうだ!という場合には、跪坐を取り入れましょう。
跪坐とはつま先立ちと同じ姿勢のことです。うっ血している血の流れを循環させる効果があります。
ピンチの時は、ばれないように跪坐を取り入れましょう!
とは言え、やはり一番は『慣れ』ですよね。
私も将来は、マイホームのこだわり抜いた和室で綺麗な正座が似合う男になるため
毎日1分でも正座の習慣を取り入れてみます!
Mail:sano@e-shinwa.net
佐野暢亮
様々な情報をお知らせします。