2014/07/16
CATTINO カッティーノ
『ALC』 の正式名称を正確に説明できる方おられますか?
「Autoclaved Lightweight aerated Concrete」 の頭文字で、『ALC』 。
日本語にすると、『高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート』 となります。
むつかしいですね。
誤解を恐れずに、違った表現すると、
『たくさんの細かい気泡をもつ軽くて長持ちするコンクリート』 なら、
わかりやすいかもしれません。
これが、また、快適空間を演出する優等生なんです。
『ALC』 の特徴 ① ~断熱性~
たくさんの細かい気泡に含まれた空気が層をつくるため、熱の伝わりを抑え、
夏の暑さや冬の寒さから室内の温度環境を守ります。
現状、住宅の外壁に、一番よく使われているのは、サイディングという建材です。
ALC(37mm)の場合、サイディング(14mm)と比較し、約4倍熱が
伝わりにくいとのデータもあります。
『ALC』 の特徴 ② ~遮音性~
『ALC』 は、外側からの音を外側に反射させる割合が高い上、
内部のたくさんの細かい気泡が音を吸収するので、
室内への音の侵入を低減できます。
騒々しい街頭の音を図書館レベルまでさげる性能を有しています。
『ALC』 の特徴 ③ ~防火性~
『ALC』 は、火や熱に強いコンクリート系外壁材です。
炎や熱を受けても発火することがなく、煙や有毒ガスも発生しません。
また、内部のたくさんの細かい気泡の空気層が熱の伝わりを抑えます。
火災保険料が大幅に安くなるのも理解できますね。
まだまだ、特徴があり、書ききれません。
デメリットも含めて、あらためて、『ALC』について、ブログ更新
させていただきます。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
MAIL:nakamura@e-shinwa.net
中村大樹
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