2014/07/16
CATTINO カッティーノ
大阪の工務店|進和ホームのコラム
「賢い住宅ローン」CASAcolumn Vol.022
2月も今週で終わり。他の月よりも2〜3日短い2月は過ぎるのが早く感じますが、
どうして2月だけ短いのか、気になったので調べてみました。今使われている暦は、
ローマで2000年以上も前に作られたものを元に、約400年前に改良されて出来たそ
うです。
古代ローマでは3月が1年の始まりとされていました。すると当然、2月は1年の
最後の月になります。当時のローマの人たちは29と31を縁起のいい数字と信じてい
ました。そこで、1ヶ月を29日と31日で振り分けて暦を作ったところ、最後の2月
だけ28という半端な数字が残ってしまい、それを今も使っているというわけです。
さて、長い年月をかけて計画的に考えたいのが「住宅ローン」です。
先週は頭金の算出方法についてお伝えしましたが、「いざ計算してみると、思った
ほど頭金がつくれない」という方もいらっしゃると思います。そんな方にこそ、今
回のコラムは読んでいただきたいと思います。
突然ですが、質問です。あなたは今、住宅購入費用で頭金500万円を支払えますか?
500万円貯めるのって、けっこう大変ですね。コツコツと貯金をしていても、人づ
きあいで急な出費があったり、子どもの進学や自動車の買い替えなどでもお金がか
かります。こうなると、家を買うなんてウチにはムリかも…なんて決して悲観しな
いでください。
現在、住宅ローンは低金利の時代が続いていることは、皆さんがご存知の通りです。
この金利が上がったら、どんな変化が起こるのでしょうか?
ある試算(年収400万円/返済負担率25%の場合で35年返済/元利均等/ボーナス時加
算なし)によると、もしも、金利が2.5%から4%に上昇したら、500万円の差がなく
なるそうです。
つまり、コツコツ貯金するよりも、低金利のうちにローンを組んでしまった方が断
然おトクだということです。
夫妻共働きでしたら、夫婦の収入を合算してローンを組めば、借入金額を増やすこ
とができます。親子が同居する住まいを購入する場合、返済期間の延長を設定でき
るローンがあり、これを使って借入金額を増やすことも可能です。これらを利用す
るには、不動産登記を共有名義にする必要があったり、奥様の退職を想定しておく
必要がありますが、自分たちが得するローンは無理のない範囲で賢く利用したいも
のです。
月々の返済額をアップすれば、借入可能額も上がります。
月々の支払い10万円……借入可能額2790万円
月々の支払い12万円……借入可能額3350万円 (560万円アップ!)
※35年返済/元利均等/2.5%/ボーナス時加算なし
返済額を月々2万円も増やすのは厳しいかもしれませんが、5,000円ならいかがで
しょうか。一ヶ月の家計を見直すことで、余分な出費が見つかると思います。
あなたにとって有利な住宅ローンを組んで返済計画を立てること、家計を見直すこ
と、信頼できるパートナー(住宅会社)を見つけるは、賢い家づくりの3大鉄則です。
進和ホームでは、お客様の大切な資産をお守りするために、ご予算のことも含めて
家づくりをトータルでサポートいたします。どうぞ、お気軽にご相談ください♪
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毎週火曜日は「住まいの定期便 CASAcolumn」をお届けします♪「家のこと」「家具のこと」
「土地のこと」「税金のこと」など、住まいを取り巻くあらゆるテーマを切り口に、コラムを
綴っていきたいと思います。
ここでお伝えすることが、ほんのすこしでも、あなたの家づくりのご参考になれば幸いです。
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