2014/07/16
CATTINO カッティーノ
ブログをご覧の皆様、こんばんは!
進和ホームの幸せづくり専門家佐野です!
先日の日経新聞に、太陽光発電の固定価格買い取り制度で、2015年度の価格が発表されていました。
住宅でも省エネや創エネと謳われているように、太陽光発電を住まいに取り入れることは
光熱費を抑えたり、余ったエネルギーを売ることで売電収入が得られるなど
住まい手側にとって大きなメリットがあります。
こういった理由から昔に比べると、日本でも太陽光発電を設置している住宅が増えてきましたね。
また、住宅に設置する発電設備のコストが下がってきているため、売電価格も年々下がってきています。
主に、企業用の大型太陽光発電(10kw以上)は
今年の7月から1kwあたり27円となり、前年度と比較すると5円減少することに。
一方で、一般の家庭向けに用いられる太陽光発電(10kw未満)は
4月から33~35円に引き下げられます。
2010年の売電価格48円だった時と比べて10円以上も下がっていますね。
当初は補助金の交付もあって、太陽光発電の設置を国が後押ししてくれる政策が充実していました。
しかし、みなさんご存知のように
今では太陽光発電を取り入れた住宅の増加と太陽光発電を設置するコストの低下によって
国からの補助金が無くなったり、毎年売電価格が下がるという事態に陥り、
なかなか太陽光発電の導入に踏み切れない方が多くいらっしゃるのではないでしょうか?
太陽光は天候によって発電量が変わるために、受け入れる大手電力会社は発電量を変更したり
他地域と送電線で電気のやり取りをするなど、複雑な対策が必要となってきます。
そして昨年には、九州電力を含む電力会社5社が設備の調整能力が不足しているという理由から
太陽光発電の新たな買取を一時保留するという事態により、消費者の混乱を招くことになりました。
これから太陽光発電を検討される方は、メリットとデメリットを抑えた上で
導入される時期を検討して頂ければと思います。
明日は、太陽光発電と環境問題に関する記事をお届けします!
Mail:sano@e-shinwa.net
佐野暢亮
様々な情報をお知らせします。