2014/07/16
CATTINO カッティーノ
ブログをご覧の皆様、こんばんは!
進和ホームの幸せづくり専門家佐野です!
昨日の太陽光発電のお話しに続きまして、
今日は、環境問題の視点から見た太陽光発電についてお話しさせていただきます。
みなさん、メガソーラーってご存知ですか?
簡単に言えば、住宅用よりも大きな規模の太陽光発電のことです。
メガソーラーと言えば、何となく
『クリーンなエネルギー』や『地球に優しい』というイメージが先行してしまいませんか?
実際にメガソーラー自体は地球環境に非常に優しいということは事実です。
しかし、メガソーラーで発電した電気を売ることで収益をあげようと考えた一部の業者さんが
大量の太陽電池パネルを設置するために、
森林を伐採してまで設置するための土地を確保するという問題が少なくありません。
実際にメガソーラーの事業者さんは、利用されていない土地の有効活用のためだと良く言いますが
その土地をコンクリートで舗装して、その上に施設を作るという時点で
もともと生えていた草木が生きられなくなり、生態系が崩れてしまいます。
私は幼いころから『山は宝だ』という教えのもと、育ってきたので
メガソーラーによる収益のために自然を破壊するということは
本来の目的から外れてしまい、許されることではないと考えています。
また、太陽光パネルも本当にクリーンなモノなのかと言えば、怪しい点があります。
太陽光パネルには、大量のニッケルやリチウムといったレアメタルが使用されています。
この材料を採掘するために、またまた自然は破壊され、
レアメタルを抽出するために毒性の強い化学物質が大量に使われます。
以上のことを踏まえると、メガソーラーってどこが地球に優しいのか分からなくなりますよね。
クリーンなエネルギーを創ることも必要ですが、それ以上にエネルギーを使わないで済む仕組み作りを
日本が推進していくことの方が大切なのではないでしょうか?
建築業界でも、HEMSやスマートハウスの普及がさらに広がっていくことが本当に必要です。
Mail:sano@e-shinwa.net
佐野暢亮
様々な情報をお知らせします。