モノのカタチの裏側

ブログをご覧の皆様、こんばんは!

進和ホームの幸せづくり専門家佐野です。

 

みなさん、これ何だかわかりますか?

キッコーマン

 

そうです!キッコーマンさんの赤いキャップで有名な醤油瓶ですね。

実はこの商品、54年の歳月を経て、今なおつくり続けられています。

一人暮らしをしていると、よくスーパーやコンビニでも見かけるこの姿は

古さを越えてレトロな雰囲気を醸し出しているほどです。

 

なぜ、醤油瓶のブログを書いているかと言いますと

この醤油瓶をデザインした榮久庵憲司さんが今年お亡くなりになられたからです。

20150210_2

 

水が落ちてくるときの自然なカタチからデザインしたという液だれしない醤油瓶は

日本的デザインの典型としてニューヨーク近代美術館に所蔵されているほどです。

また、名前に聞き覚えはなくとも、日本人であればその仕事は必ず目にしているはずの

コスモ石油のロゴマークやゆりかもめ7300系電車など多岐にわたる仕事を手掛けたデザイナーでした。

 

デザイナーは、あまり表に出ない匿名性のイメージが強いですが

『すべてのモノは誰かがデザインしている』と改めて見てみると様々な興味が湧いてきます。

これまで無意識化にあった周囲のモノたちは、いつ、だれが、何を考えてデザインしたのかと。

 

かってイギリスの詩人でありデザイナーでもあったWilliam Morrisは、

『どう役に立つかわからないもの、美しいと思わないものを家に置くな』と言いました。

もちろん必要なモノは人それぞれであって、また時には それらを見返して整理することも大切です。

モノには、それぞれ機能とそこから生まれた“形=デザイン”があります。

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好みのモノたちで空間をコーディネートするためには、自分の美意識が必要になってきます。

これを育てるには、たくさんのアートやモノ、空間や自然を見ることが大切です。

たとえ、それが自分の暮らしに必要でなくても・・・です!

多様なモノがあふれる時代だからこそ、一つひとつを珍味して、五感を高めていくことが

自分だけの住まいを実現することにつながっていきますよ!

 

Mail:sano@e-shinwa.net

佐野暢亮

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