2014/07/16
CATTINO カッティーノ
こんにちは、進和ホームです☆
世間では、今週からGW!
今年はカレンダーに恵まれて休みが多い人で最大12連休という人もいるのだとか。
こういう大型連休は、いつもよりも遠くへ旅行したくなります(^^)
とはいえ、GW中のレジャー施設はどこもかしこも人で溢れることが予想できるので、
お出かけの際はお早めにご出発ください♪
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さて、前回は6つの家の工法の中から、木造軸組工法・2×4工法についてお話しました。
そこで今日は残り4つの工法についてお話します。
工業製品のように大量生産を目的とした工法で、大手ハウスメーカーに代表される
軽量鉄骨造は、柱や梁などの構造体が厚さ6ミリ以下の鋼材で構成される。
プレハブという名称は、Pre-fabricated(前もって部品などをつくる)という言葉に由来する
ように、柱・壁・梁などの部材を工場で生産し、建築現場で組み立てる。強度は、在来工法
の筋交いにあたる「ブレース」という部材で出している。
躯体の素材によって、「鉄骨系」「木質系」「コンクリート系」の3タイプに分類される。
工場でハコ型のユニットをつくり、壁や天井の下地材、建具や設備などの取り付けまで
済ませてしまう「ユニット系」と呼ばれるタイプもある。
工期:およそ2〜3ヶ月
長所:工場で生産されるため管理が行き届き、品質のばらつきが出にくい。
建築現場での作業が効率化されるため、工期が比較的短い。
注意点:自由な寸法での家づくりはできない。
湿式工法の塗り壁などは不可。
技術的に企業秘密の部分が多いため、リフォームは新築時の住宅会社に依頼
することが望ましい。
高層ビルなどを建てるのと同じ工法で、広い空間・大きな開口部を作ることが可能
であり、間取りの自由度は極めて高い。
耐久性は非常に高く、後々のメンテナンス費用が低く抑えられるため、この工法を
用いてロングライフ住宅を謳っているハウスメーカーも多い。
材料の厚さが6ミリを超えるものを重量鉄骨、プレハブ工法などに代表される6ミリ
以下を軽量鉄骨という。
工期:建築物のサイズによるが、基本的に短期で可能。
長所:狭小な敷地でも設置可能なため、都市部で採用されることが多い。
工法がオープンになっているので、一般的な工務店でも扱えるところが多い。
注意点:サビに弱く、熱伝導率が高いため、断熱性能は低い。
部材となる鉄が熱により変形しやすいため、長時間の火災に見舞われると
一気に倒壊する恐れがある。
鉄筋とコンクリート、それぞれの長所を兼ね備えた工法で、鉄筋のしなやかさと
コンクリートの頑強さを併せ持った住宅ができる。また、コンクリートは、火災時
の炎やサビの原因となる外気や雨水などから鉄筋を守ってくれる。
ほとんどの作業が現場で行われるため、施工時の天候やコンクリートの品質管理が
非常に重要となる。ただし、型枠さえ作ればどんな形でも作ることが出来るため、
建築家などに好んで利用される。
工期:およそ6ヶ月
長所:耐震性・耐久性に優れている。
造形性に優れ、個性的なデザインも表現可能。
外断熱を採用すると、コンクリートの比熱の高さが幸いして、快適な住空間を
実現できる。
注意点:鉄筋・型枠・コンクリートの施工精度を出すことが難しく、職人や施工業者の
技術に左右されやすい。
住宅工法のなかでは最も高価。
いわゆる丸太小屋で、構造体に丸太をそのまま、または一部加工して造られる。
工法により丸太組構法と軸組工法に、製材法によりハンドカットとマシンカットに分けら
れる。ログハウスと聞いて多くの人がイメージする丸太を横積みにした造りは、丸太組
構法のハンドカットが採用されたもので、フルログとも呼ばれる。
ユーゴスラビアには紀元前1500年頃にログハウスが建てられたことを証明する遺構があり、
日本では正倉院の校倉(あぜくら)造りがログハウスと同じ工法。
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