2014/07/16
CATTINO カッティーノ
こんにちは、進和ホームです♪
GWも後半に入り、今日は旅行先や田舎からお家に戻られる方も多いのではないでしょうか。
今年はカレンダー通りでも5連休と、休みに恵まれた年だったので、遠出された方も多く、
大混雑が予想されますので、余裕を持ってお帰り下さいネ(^^)v
***********
さて、前回までは『工法』についての情報をお届けしましたが、今日はちょっとそこから離れて、
『長期優良住宅』のお話をお届けします♪
皆さん、長期優良住宅って名前聞いたことありますか?
マイホームを検討されている方でしたら、きっと聞いたことある方も多いでしょう。
長期優良住宅とは、「いいものをつくって、きちんと手入れして、長く大切に使う」ストック型
社会を目指し、2009年6月に施行された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」に
よって認定された住宅のことを指します。
なにやら難しいことを言っているようですが、要は、長く住めるように質の高い素材で建てられた
お家のことです。ちなみに、色々基準やら面倒なこともあるのですが、建てた家が長期優良住宅
だと都道府県に認められれば、税制面での優遇を受けることができる特典があるので、面倒な
ことを差し引いても、メリットは大きいです♪
下に長期優良住宅のメリットや設定基準をまとめて見ましたので、ご参考にどうぞ♪
・所得税(住宅ローン減税/投資型減税)・登録免許税・不動産取得税・固定資産税などの
税制優遇、フラット35Sなどの金利優遇を受けられる。
・住宅の性能について各種基準が設けられているため、施主にとっては、住宅の性能を
担保するものさしとして有効。
・一般的な住宅よりも高い認定基準が設定されているため、それをクリアするためには、
工事費は割増しとなり、申請手続きに伴う費用も別途生じる。
・所有者が変更しても認定を引き継ぐ場合、所管行政庁の承認が必要になる。
柱や梁などの構造躯体が、数世代(75年~95年程度)にわたり使用できること。
木造…床下及び小屋裏の点検口を設置し、点検のため、床下空間に33cm以上の高さを
確保すること。
鉄筋コンクリート造…セメントに対する水の比率を低減するか、鉄筋に対するコンクリートの
かぶりを厚くすること。
極めて稀(数百年に1度)に発生する地震に対し、継続利用のための改修の容易化を図るため、
損傷のレベルの低減を図ること。
地震に対する耐力による場合…建築基準法レベルで1.25倍の地震力に対して倒壊しないこと。
免震建築物による場合…住宅品確法に定める免震建築物であること。
構造躯体に比べて耐用年数が短い内装・設備について、維持管理(清掃・点検・補修・更新)を
容易に行うために必要な措置が講じられていること。
共同住宅及び長屋のみの基準。居住者のライフスタイルの変化等に応じて、間取りの変更が
可能な措置が講じられていること。
将来のバリアフリー改修に対応できるよう、共用廊下等に必要なスペースが確保されていること。
必要な断熱性能等の省エネルギー性能が確保されていること。省エネ法に規定する平成11年
省エネルギー基準に適合すること。
良好な景観の形成、その他の地域における居住環境の維持・向上に配慮されたものであること。
地区計画・景観計画・条例によるまちなみ等の計画・建築協定・景観協定等の区域内にある場合
には、これらの内容と調和が図られること。
良好な居住水準を確保するために必要な規模を有すること。戸建て住宅は75平米以上、共同
住宅は55平米以上、少なくとも1つの階は40平米以上(階段部分を除く)。
※地域の実情によって所管行政庁が引き上げや引き下げを行うことがある。
建築時から将来を見据えて、定期的な点検・補修等に関する計画が策定されていること。
維持保全計画に記載すべき項目(構造耐力上主要な部分、雨水の浸入を防止する部分、給水・
排水の設備)について、点検の時期・内容を定めること。少なくとも10年ごとに点検を実施すること。
………………………………………………………………………………………………………
毎週火曜日は「住まいの定期便 CASAcolumn」をお届けします♪「家のこと」
「家具のこと」「土地のこと」「税金のこと」など、住まいを取り巻くあらゆる
テーマを切り口に、コラムを綴っていきたいと思います。
ここでお伝えすることが、ほんのすこしでも、あなたの家づくりのご参考になれば
幸いです。
様々な情報をお知らせします。