2014/07/16
CATTINO カッティーノ
こんにちは、進和ホームです♪
今日は七夕ですね!
大阪の今日の天気は雨のちくもり。晴れとまではいきませんが、夜には雨が止みそうです。
明日は暑くなりそうなので、皆さん、水分補給を忘れずに~(^^)
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毎週お届けしているCASA columuですが、今日は今日の日本のマイホーム建築で欠かせない、「地震対策」についてお話をしようと思います。
地震と聞いて記憶に新しいのは、東日本大震災です。でもおそらく、長く大阪にお住まいの方にとっては、近畿地方に多くの被害をもたらした阪神淡路大震災の記憶の方が、忘れられない記憶として、残り続けていることでしょう。
地震が起きたのは平成7年の1月。考えてみるともう20年以上も経つんですね。
この地震が起きてから、地震対策の必要性が叫ばれ、マイホーム建築においても重要視されるようになった気がします。
日本は地震大国。いつ大きな地震がまた起きるかわからないので、皆さんもマイホームを計画される際は、間取りや設備だけではなく、地震対策を意識した家造りをおススメします。
さて、皆さんは地震対策に3つの種類があるのはご存知でしょうか?
以下にまとめてみましたので、ぜひ読んでみてくださいね(^^*)
柱を強化したり、耐力壁を増やしたり、補強材を入れたりなどして、建物の骨組みで地震に耐える。大きな地震には、建物の骨組みを損傷させてエネルギーを吸収する仕組み。
土台と梁の中間に設置するダンパーという振動吸収装置で地震のエネルギーを吸収し、建物に粘りをもたせて揺れを軽減する。
基礎部分に免震装置を設置することで建物を地盤から絶縁し、地震の振動を建物に伝えにくくする。
ちなみにこの3つの中で、もっともポピュラーなのが耐震です。これは建物そのものを頑丈に 造る技術なので、鉄筋コンクリート造は耐震そのものと言えます。木造住宅でも、 筋交いの代わりに強化パネルを使ったり、接合部に強化金具を用いたりして、独自の 進化を遂げています。この技術により、耐震等級2の性能をもつ木造住宅なら、震度 6強〜7強の地震に襲われても、大きなダメージを受けることはないとされています。
近年、主流になりつつあるのが、制震です。耐震ほど揺れず、免震ほど揺れないわけ でもない。しかしながら、躯体への影響は少ないため、家屋へのダメージも抑えられ ます。何よりもシステムがコンパクトで、取り付けにかかる費用も安い、リフォーム の際に後付けもえきるという点がこの構造のメリットです。 耐震×制震で施工する住宅会社は、今後ますます増えることでしょう。
施工数は少ないですが、注目を集めているのが免震で、リニューアルした東京駅丸の内 駅舎に採用されたのも記憶に新しいところです。 この工法では、基礎と家屋の間に、揺れを吸収するゴムやローラーを組み込みます。 そのため、地面は揺れても家屋はほとんど揺れず、屋内の被害を抑えることができます。 耐震・制震に比べると、地震の揺れは三分の一程度です。 現段階で考えられる理想的な地震対策といえますが、大がかりなシステムのためコスト も高く、立地条件や地盤の状態によっては設置できない場合もあります。
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毎週火曜日は「住まいの定期便 CASAcolumn」をお届けします♪「家のこと」 「家具のこと」「土地のこと」「税金のこと」など、住まいを取り巻くあらゆる テーマを切り口に、コラムを綴っていきたいと思います。 ここでお伝えすることが、ほんのすこしでも、あなたの家づくりのご参考になれば 幸いです。
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