2014/07/16
CATTINO カッティーノ
こんにちは、進和ホームです♪
今週末から、早い学校では夏休みに入りますね。これから約1ヶ月くらいは
遊び放題だなんて羨ましい~。
とはいえ、楽しいことはあっという間に時間が過ぎてしまいます。
まだ宿題終わってないのに明日から学校!という事態にならないよう、お子様の
勉強には時々気を配ることも必要かも。
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皆さん、「地鎮祭」ってご存知ですか?
家を建てられたことがない人は、初めて聞いたという方も多いと思います。
ではここで、初めて聞いた方、よく知らない方に地鎮祭について簡単にご説明。
地鎮祭とは、家を建てるときや土木工事を行うとき、その家の繁栄や工事の安全を
祈る儀式のことです。
神職をお招きして神様にお供え物をし、祝詞をあげ、お払い
をして浄め、施主が初めてその土地に鍬(くわ)や鋤(すき)を入れます。
一般には「じちんさい」と読みますが、正式には「とこしづめのまつり」と読みます。
今日は、家を建てる時に行なう、地鎮祭について、具体的ご紹介します。
まず、地鎮祭の吉日とされる日ですが、それは大安、先勝・友引の午前中、先負の午後です。
工事スケジュールの都合があるので、日時については住宅会社と話し合って決めましょう。
手配や準備は、住宅会社に依頼するのが一般的。
出席するのは、施主・施工会社・工事関係者・神職です。
地鎮祭という名前からして、難しそうなイメージですが、実際は当日のやり方も、その都度、
神主さんが教えてくれるのでご安心下さい。
また、当日の準備についても、たいがいのものは住宅会社か神社で用意しますので、
特にこちらで用準備する必要はありません。
とはいえ、どんな準備をするのか、どんな流れで行なわれるのかは、知っておいた方が
当日わかりやすいかと思いますので、参考までに下記をご覧下さい。
・注連縄(しめなわ)…建築や工事をする場所の周囲に張る。
・斎竹(いみだけ)…葉付きの青竹のこと。場所の四方に立て、注連縄を張る。
・シデ…注連縄に付ける稲妻型の白い紙。
・祭壇…南向きまたは東向きで中央に設けられる。
・盛り砂…祭壇の右手前に円錐形に盛る。
・三方…神饌(しんせん/お供え物)を載せる。
・榊(さかき)…大きめの榊を5本ほど用意する。
・枡/湯呑み/紙コップ…地鎮祭の最後に全員でお神酒を頂く時に使う。
・その他…紅白幕、テント、イスなど。
・米…一合
・酒…一升
・塩…一合
・海の幸…尾頭付きの魚、昆布、わかめ、のり、ひじき、寒天など。
・山の幸…りんご、みかん、ぶとう、なし、バナナ、パイナップルなど。
・野の幸…芋、大根、にんじん、なす、トマト、きゅうり、ほうれん草など。
神主さんにお礼としてお渡しする。玉串料ともいう。金封かのし袋に入れ、表書きは「玉串料」
「初穂料」「御祈祷料」等と記し、施主の名前を記入する。金額は地域・地方により異なるが、
「式」と「お供え物」がセットで5万円前後が一般的。
※職人さんへのご祝儀
通常、地鎮祭では職人さんにご祝儀を出さず、上棟式のときに渡す。ただし、上棟式を行う
予定がなければ、地鎮祭のときに出した方が良い。相場は、棟梁と現場監督に5千~1万円。
その他、3千~5千円ほど。のし袋の表書きは、御祝儀と書く。
一、開会の辞
一、修祓の儀(しゅうばつのぎ/参列者を祓い清める)
一、降神の儀(こうしんのぎ/神様をお迎えする)
一、献饌(けんせん/神様に神饌をお供えする)
一、祝詞奏上(のりとそうじょう/神様に神職がお祈りの言葉を捧げる)
一、切麻散米(きりぬささんまい/神職が工事を行う土地のを清める)
一、地鎮の儀(じちんのぎ/かけ声を合図に、土に鍬や鋤を入れる。最後に神職が鎮め物を納める)
一、玉串奉奠(たまぐしほうてん/神前に玉串を捧げる)
一、撤饌(てっせん/神職がお供え物をお下げする)
一、昇神の儀(しょうじんのぎ/お招きした神様をお送りする)
一、閉式の辞
市、神酒拝戴(しんしゅはいたい/参列者でお神酒をいただく)
この式次第の中で、施主は「地鎮の儀」と「玉串奉奠」を行います。
玉串奉奠は、施主の家族を含め、列席者全員が行います。当日の説明をよく聞いて
くださいね。
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