大阪の注文住宅|キッチン②〜システムキッチン|CASAcolumn Vol.049

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こんにちは、進和ホームです。
先週は各地で台風被害が相次ぎ、特に栃木県の鬼怒川周辺では深刻な被害となってしまったとのこと。
まだ台風の爪痕が残ったままという状況の中で、台風19号、そして20号が発生の兆しをみせていると
いうことで、これからも台風への警戒がしばらく続きそうですね(><)
いつ水害に巻き込まれるかわかりませんので、皆さんも気をつけてください。

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前回はキッチンのレイアウトについてお話しましたので、今日もキッチンをテーマにお話していきます☆

キッチン
は奥様にとって、特にこだわりたい場所。昔のキッチンは、調理スペースが狭かったり、あまり物を
置く場所がなかったりと、使い勝手が悪いものが多かったのですが、現代のキッチンは収納が充実していたり、
食器洗い乾燥機が付いているものもあるなど、主婦にとって嬉しい機能が満載です☆

今メーカーで出ている一般家庭用のキッチンは、ほとんどがこの「システムキッチン」と呼ばれるものです。

ちなみにシステムキッチンとは、シンク・調理台・コンロ・レンジフード・収納などを組み合わせ、天板と
呼ばれる一枚板を
のせて一つにしたキッチンセットのこと。
システムキッチンには、部材型と簡易施工型の2種類があります。では、それぞれ説明していきましょう。

部材型(オーダーメイド)システムキッチン

設計者が使う人の要望に合わせて高さ・サイズ・収納スペース等を設計し、シンクやコンロ等の
さまざまなパーツを組み合わせて、現場で施工する。量産品である簡易施工型に比べ、
割高になる。

簡易施工型システムキッチン

各メーカーから販売されているシステムキッチンのことで、工場で生産された規格部材を
現場で組み立てる。ショールームへいけば、現物の色・形・サイズ・使い勝手を確認できる。
規格化された商品のため、各家庭の細かな要望や生活スタイルに対応するのは難しい。

次に、キッチンの中の各設備機器をご紹介します♪

【キッチンの設備機器】

シンク

流し台のこと。ステンレス・ホーロー・セラミック(磁器)などの素材がある。

ワークトップ

キッチン設備の上部に設置されている天板のこと。ステンレス・人造大理石・タイル・
ホーロー・樹脂・天然石などの素材がある。耐熱性や耐久性があり、汚れがにくく、
メンテナンスがカンタンなものを選ぶことがポイント。
また、ワークトップの高さは「身長÷2+5cm」が使いやすい高さの目安といわれている。

レンジフード(換気扇)

調理時に発生する油煙や蒸気などを、戸外へ排出するための換気設備。プロペラファン・
シロッコファン・ターボファン等のファン形式がある。外気の影響・キッチンの配置・
メンテナンス性(掃除のしやすさ)などを考慮して選ぶのがポイント。

コンロ

加熱調理器の熱源は、電気とガスの2種類。
電気調理器
IH式・ハロゲン式・ラジエント式などがあるが、IH式が圧倒的に人気が高い。IH式
とは、炎を使わず、200V電源で調理器具を直接温める電磁誘導加熱方式のこと。熱効率
が良く、トッププレートは熱くならないので、安全性に優れている。ただし、ガラス鍋や
土鍋など、材質や形によって使えないものがある。

ガスコンロ

標準的なガスバーナーは200キロカロリーで、標準の2倍以上の火力をもつタイプはハイ
カロリーバーナーという。掃除がしにくいイメージがあるが、ガラス加工やフッ素加工
された商品もあり、使い勝手は向上している。立ち消え安全装置などが備わったガスコンロ
もあり、安全性も高まっている。

その他、チェックしておきたい設備機器

食器洗い乾燥機、浄水器、オーブンレンジ、足元温風ヒーターなど、円滑な家事を助ける便利な
設備があります。

ところで、キッチンと言うと怖いのが火事
「万が一火災が起きたら…」という不安をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

実はキッチンは「火気使用室」として、建築基準法の内装制限が適用されています。
火災発生時の延焼を防ぐため、天井・壁材は準不燃材料か不燃材料としなくてはならない
場所だと法律上定められているのです(ただし、耐火建築物、最上階にあるキッチンは適用外)。
また、電磁誘導加熱式調理器(IHクッキングヒーターなど)を使う場合、内装制限の適用を
受けないとしている都道府県もありますので、事前に確認しましょう。
また、竣工時の検査はありませんが、消防法により加熱調理機器とレンジフードの距離
を80cm以上離さなくてはならない、加熱機器をドアで隠さない等と定められています。
つまり、キッチンを使わないときはドアで隠すスタイルは消防法違反となります。

さらに平成16年6月の消防法改正により、平成18年6月1日から新築住宅には火災報知機の
設置が義務付けられました。設置場所は、寝室・寝室として利用する子供室・寝室に向かう
階段の上端・キッチンです。キッチンでは、調理で出る煙を感知して警報機が誤作動しないように
熱感知式の警報機を設置するのがおススメですので、覚えておくと良いかもしれません。

 

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毎週火曜日は「住まいの定期便 CASAcolumn」をお届けします♪「家のこと」 「家具のこと」
「土地のこと」「税金のこと」など、住まいを取り巻くあらゆる テーマを切り口に、コラムを綴って
いきたいと思います。 ここでお伝えすることが、ほんのすこしでも、あなたの家づくりのご参考に
なれば 幸いです。

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