2014/07/16
CATTINO カッティーノ
ブログをご覧のみなさま、こんにちは!
進和ホームの幸せづくり専門家 佐野です。
今日は、照明に関するお話の続きです。
皆さんに、次に考えてほしいのが照明の位置です。
よく超高級ホテルなどで使われている照明を見て下さい。
まず、真上からの照明はありません。
それから、目線の位置にも照明はないです。
立った目線位置、座った目線位置にもありません。
それ以外に照明が取り付けられています。
だから、直接目に入らないので居心地が良いんです。
と言うことで、照明の取り付け位置も考えてくださいね。
ところで、照明が上からという決まりいつ頃始まったか知っていますか?
江戸時代には、上からの光はありませんでした。
その頃は行灯(あんどん)で、下からの灯りでした。
それが上からの灯りになったのは、石油ランプが登場した明治になってからです。
そして、今では天井に直付けの照明が主流です。
照明は太陽や月の代わりです。
一度、太陽の位置を想像してみてください。
太陽は、東の空から昇り、西の空に沈んでいきますよね。
一番高くなるのが夏至の正午。
それでも、真上にはきません。
だから、真上からの照明は不自然なわけです。
また、真上から照らすと均一になり、明暗の変化がなく、奥行き感が出ません。
明るいところ、暗いところがあり、それで空間に変化を持たせることができます。
そこで、下、斜め下、横、斜め上に照明を取り付けるとより自然に近い明かりになります。
だから、超高級ホテルでは、真上からの光がないんです。
もちろん、蛍光灯も使われていません。
是非、家づくりを進めるにあたって注意しながら進めてください。
それから、前回のブログでもお伝えした子ども部屋の照明も考慮してくださいね。
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佐野暢亮
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