2014/07/16
CATTINO カッティーノ
ブログをご覧のみなさま、こんにちは!
進和ホームの幸せづくり専門家 佐野です。
最近、新聞の折り込みに住宅会社のチラシがよく入っていますね。
私も、折り込みチラシに載っている間取りを見ていると
「ここにテレビを置いて、それから・・・」と、ついつい想像を膨らませてしまいます。
たまに使い勝手の悪い間取りを見ると、ついついツッコミを入れてみたり。
もしかして、みなさんもそんな経験がありますか?
しかし、このブログをご覧のみなさんが家づくりをする際には、
別の考え方をして欲しいんです。
例えば、
「4人家族だけど、6人でもゆったり座れるようなテーブルを置きたい。
そうすれば、子供が宿題をしている傍らで、
お父さんはお酒を飲みながらくつろげるし、新聞だって広げられる。
お母さんは読書を楽しめるなあ。
あ、でも我が家の場合、
テーブルよりこたつの方が落ち着けるかもしれないな。
掘りごたつがあると楽しいかも・・・」
という風に、まず家族の様子を思い浮かべ、
そこからイメージを膨らませることが大切です。
自分にとって居心地のいい場所。
それが、家族全員同じ空間だと楽しいですよね。
別に、それがリビングじゃなくてもいいと思います。
平日は忙しくて家族がすれ違いになるけど、
休日に家族で料理するのが楽しいのなら、より快適に作れるキッチンや、
より楽しく食事する場所のイメージを膨らませてみましょう。
「LDKは16畳欲しいな。子供部屋は全部同じ広さにして・・・」
と数値化しながら考えると、
家族と過ごす時間が減る家になるかもしれません。
そんな事例が山ほどあるんです。
家づくりの目的は、家族が今以上に幸せに暮らすこと。
ならば、そんな空間づくりを最優先するのは、当然と言えば当然です。
しかし、いろんな情報に触れるうちに、その軸がぶれてくることがあります。
みなさんはこんな経験がありませんか?
必要なものだけを買いに行ったのに、
「1,000円以上の購入で、卵一パック50円!」
と聞いて、必要ないものまで買ってしまったり・・・。
これを『選考の逆転』と言います。
考える基準が、気づかないうちにずれてしまうことです。
家づくりの途中でこうなると、完成後に悔やむことになります。
まずは、家族が何となく集まってしまう居心地のいい空間をイメージすることから始めましょう。
TEL:090-3058-0317
Mail:sano@e-shinwa.net
佐野暢亮
様々な情報をお知らせします。