2014/07/16
CATTINO カッティーノ
ブログをご覧のみなさま、こんにちは!
進和ホームの幸せづくり専門家 佐野です。
トランプ大統領が誕生してから、しばらく経ちましたが
良くも悪くも連日メディアを賑やかにしていますね。
そういえば、選挙の勝利が決まった時、急上昇した債権相場の影響で
アメリカでは住宅ローンの金利が一気に上昇しました。
不動産情報サイト「モータゲージ・ニュース・デイリー」によると
住宅ローンの30年固定金利が3.625%から4%になり、
週単位の金利水準では史上最悪の上昇率を記録したとか。
このタイミングで住宅ローンを利用しなければならなかった方はお気の毒ですよね・・・
現在、銀行の低金利競争は限界を迎えていると言われています。
銀行が、私達に住宅ローンを提供するために
当然ですが、貸し出す資金を確保しなければいけません。
資金を確保する手段の一つに、日本銀行から融資を受けるという方法があります。
その際の金利を、政策金利と呼びます。
政策金利は、2008年12月から現在までずっと0.1%のまま。
銀行は、その政策金利に自社の利益を上乗せして住宅ローンの金利を決定します。
住宅ローンを提供するには
広告費、審査費、保証会社への保証料、通信費や人件費など、様々な経費が必要です。
これ以上金利を下げると、経費を捻出するのが精いっぱいで利益どころではなくなります。
ということで、最近は独自の付加価値をアピールする銀行が増えました。
例えば、
・家事代行サービス
・グループ企業での買い物が毎日5%オフ
・定期預金の金利優遇
・提携金融機関のATM手数料無料
・他行宛ての振込が一定回数無料
といった感じです。
繰り上げ返済手数料や事務手数料、団体信用生命保険の保険料といった
住宅ローンに直接かかわるものだけでなく、付加価値も比較して最も適しているものを選びたいですね。
最後にもうひとつだけ。
業者任せはやめましょう!
「住宅ローンを比較するのは面倒だなぁ。
業者と提携している金融機関があるならそこに決めよう。
提携するくらいだから信用できるところだろう」
という安易な理由で決めた結果、後悔する人は少なくありません。
数千万円を借り、数十年に渡って返済する住宅ローン。
みなさんの暮らし方に最も適したものはどれでしょう。
じっくり探してみましょう。
TEL:090-3058-0317
Mail:sano@e-shinwa.net
佐野暢亮
様々な情報をお知らせします。