2014/07/16
CATTINO カッティーノ
ブログをご覧の皆様、こんばんは!
12月に突入し、毎日寒さで凍えそうな佐野です。
皆様も、季節の変わり目にはくれぐれもご自愛下さいませ。
さて、今日は色のお話です。
インテリアの基本①〜カラーコーディネート〜
モデルハウスやインテリアショップへいくと、どこもインテリアがオシャレ ですよね!
ちょっとした小物とかでもセンスが良くて。「いいなぁ♪新しい家もこんな 風にしたいなぁ♬」
ってワクワクしてしまうのですが、自分でイチから考えるとなると自信ないですよね。
実際の家づくりで壁紙や家具を選ぶときは、住宅会社やショールームの担当者、
インテリアコーディネーターの資格をもったスタッフがサポートしてくれるでしょう。
とは言え、基本的な知識があれば、プロが言うこともわかりやすいことは確かですね。
というわけで、今回はカラーコーディネートについて説明したいと思います。
色の仕組み色彩学では、無彩色と有彩色の2つに大別されます。
・無彩色…白・黒・グレーなど色味のないもの。
・有彩色…色味のあるもの。
有彩色は赤・青・黄など、色の違いを表す色相に分かれます。これをリング状に並べたものが色相環になります。
また、同じ色でも、明度と彩度を組み合わせたトーンによって、印象はガラリと変わります。
・明度…明るさ・暗さを表す。
・彩度…鮮やかさの度合いを表す。
部屋の色を決めるとき、壁・床・天井など、面積の広い部分の色から決めるのが基本です。
なぜなら、ここで選んだ色が、インテリアの「ベースカラー」となるからです。
小物のようにカンタンに変更できない部分なので
飽きのこないベーシックな色を選んだほうがベター。
このベースカラーを基準に家具やカーテンなどの「サブカラー」、
雑貨など小物類の「アクセントカラー」を決めます。
上手にカラーコーディネートするには、7:2:1の割合が目安となります。
ベースカラー7割:サブカラー2割:アクセントカラー1割
せっかく新しい家を建てるのだから、部屋の印象はスッキリ見せたいもの。
そのためには、色の使い方に法則性をもたせることが重要です。
失敗のない代表的な配色パターンは、「同系色」「反対色」「類似色」の3つ。
・同系色…同じ色相で、明度や彩度の異なる色を組み合わせる。
オーソドックスな雰囲気で統一された部屋になる。
単調にならないようにするために、素材を 変えてみたり、アクセントカラーで遊ぶと良い。
・反対色…色相環で向かい合っている色(反対色)を組み合わせる。
お互いの色を引き立 たせる配色となり、個性的でインパクトのある演出ができる。
・類似色…色相が近い色を組み合わせる。色と色がぶつかることなく、まとまりの良い印象に仕上がる。
メリハリをつけるためには、色の分量に差をつけると良い。
カラーコーディネートの黄金比率である「7:2:1」の割合
これを覚えるだけでも様々なシーンで使えるので役立ちます。
この基本を覚えておいて、ショールームやインテリアショップを回ると、
今のトレンドが見えてきたり、担当者のセンスが伝わってきて楽しいものですよ。
家づくりは、覚えることがたくさんありますが、そのあとの生活を考えるとお楽しみもいっぱいですね!
Mail:sano@e-shinwa.net
佐野暢亮
様々な情報をお知らせします。