2014/07/16
CATTINO カッティーノ
ブログをご覧の皆様、こんばんは!
昨日は、弊社の創立記念日で一足早く餅つきをさせていただいた佐野です。
全社員でついたお餅をオーナーさまへお届けし、非常に喜んでいただきました!
さて、前回から始まった住まいの失敗集はタメになりましたでしょうか?
今回は引き続き、住まいの失敗集②をお送りします。
住まいの失敗集②〜光・風・温度編〜
今回のテーマは光・風・温度です。
この3要素は快適性の面で非常に重要なんです。
イマドキの家は新しいというだけで建材も進化していますし、それなりの快適性が得られそうですが…
実は、それがそうでもないんです。では、いってみましょう。
【住まいの失敗集②〜光・風・温度編〜】
夏の暑さ対策で…
夏の暑さ対策で、北側以外の窓はすべて遮熱タイプにしてバッチリ!と思ったら、
夏は北向きの窓も、朝日や夕方の西日で熱がこもって、部屋に入ると「ウッ!」となる。
北側の窓も遮熱タイプにすべきでした…
住宅密集地で…
両隣りの家が近いせいで、1階リビングは日当りが悪く、日中も照明が必要なほど。
リビングは2階にすべきでした。住宅会社の担当さんは、そうした方がいいとアドバイスしてくれたのに…。
窓を小さくすれば…
採光と通風の良い大きな窓に憧れて、施工してもらったが、後から建ったとなりの家に遮られて、光も風もダメ!
しかも、冬は冷気が伝わって寒い!となりに家が建つことはわかっていたから、窓は小さくすべきでした。
窓を大きくすれば…
プライバシーを考えて、1階の窓は少なめに。その結果、通風がわるい家に。
さらに、リビングを吹抜けにしたので、夏は2階に熱気が…。
できれば、今ある窓のサイズを大きくしておけば、もう少しマシだったはずです。
憧れのモーニングのはずが…
明るい日射しにつつまれて、家族が笑顔の朝食タイム♪…
のはずが、東側の窓から入る日射しがまぶしすぎると、子どもたちからクレームの嵐。
結局、朝食の時間はカーテンを締めています。
家族のコミュニケーションを考えて…
設計士の勧めもあり、家族のコミュニケーションを考えて、おしゃれなリビング階段を設置。
見学会でお披露目したときも大好評だったが、冬は暖房が階段から2階へ逃げて寒いリビング…。
そのせいで、子どもたちは食事が済むとスグ自分たちの部屋へ…。
実際に、こういった失敗談というのは非常に多いのです。
特に明るさや温度・湿度は、季節や時間帯によって変わるので、きちんと下調べしておくことが大事です。
分譲地の場合は、となりにどんな家が建つのか、想定したリサーチをしましょう。
例えば、断熱性能を高くして、冷暖房効率を上げるためには熱の出入りが大きい窓選びは、非常に重要です。
さらに通風を良くするには、風の入り口となる窓の対角線上に、出口となる窓を設置するようにしましょう。
外からの視線も遮りたいとなると、窓のサイズや位置も大切ですね。
一生で一番高い買い物と言われている住宅こそ、私は、皆様には失敗したと思ってもらいたくないのです。
このブログを通じて少しでも家づくりのお役に立てることを願っています。
次回は、引き続き住まいの失敗集③をお送りします。
Mail:sano@e-shinwa.net
佐野暢亮
様々な情報をお知らせします。