2014/07/16
CATTINO カッティーノ
新築で家を建てようと思ったとき、
家具や外観や間取りの理想を思い浮かべることは楽しくできる方が多いと思います。
でも、理想の土地を具体的に思い浮かべることができる人は、いったいどれだけいるでしょうか。
立地条件として、「学校やスーパーに近いといいな」「主要道路に面していると駐車が大変だな」
という希望はあると思いますが、建ぺい率や容積率などといった単語が出てくると、ちょっと難しそうです。
このページを読んでいる方で、不動産業の関係者を除き、実際に土地探しを経験したことがある人は、
どのくらいいらっしゃるでしょうか。
もし、あなたにそんな経験があったら、土地探しにかかる膨大な時間と労力を思い出し、
うんざりした気分になっていることでしょう。 なぜ、土地探しはこれほど難しいのでしょうか。
何よりもまず、多くの業者が毎日、必死で探しているという点を忘れてはいけません。
そして、知識も経験も豊富にある業者も、
そうカンタンに条件の良い土地を見つけられるものではありません。
基本的に誰かが所有していますし、ライバルも大勢います。
そんな中、時間に制限のある人が休日をつぶして土地探しをしたとして、
理想の土地を見つけることはできるでしょうか?
また、もしも理想の土地を見つけたとしても、
建築に関する知識不足から、実際に家を建てるときに想定外の出費が発生するかもしれません。
「最初に土地だけローンで購入したら、建築する段階になって住宅ローンが組めなかった」という
笑えないオチもあります。
そうならないためには、土地と住宅をセットで、専門家といっしょに考えることがベストな選択です。
そのために、私たちはいます。
「100%満足できる土地は、この世に存在しない」とよく言われます。
地価がべらぼうに高い都心の一等地に住んでいる人でも、
「駅まで、あと5分くらい近ければ…」とか「家の前の道がもうすこし広ければ…」など、
何かしらの不満は抱えているのです。
それでも、理想に近い土地を手に入れたいのが人情です。
では、どうすればいいでしょう。
まず、あなたが理想とする土地に対する条件をノートに書き出してみましょう。
思い浮かぶ条件が少なくて不安だという方は、
このページの下方にある「土地探しのチェックポイント」を参考にしてみてください。
次に、リストアップされた条件に、優先順位をつけてください。
そうすれば、絶対に譲れない点、多少は譲歩してもいい点が、はっきりとしてきます。
この作業は、土地についてだけでなく、家造りに関しても同様に使えます。
頭のなかで考えたり、ご家族で話し合うだけでなく、実際にノートに書き出すことが重要です。
この作業をしてから土地を見にいくと、土地に対するあなたの価値基準が整理されているので、
判断に迷う場面が少なくなることでしょう。
土地という商品はすべてが一点モノ、この世に同じものは二つとして存在しません。
でも、同じような土地を探している人は、大勢います。
気に入った土地を見つけたけど、ちょっと時間をおいて考えているうちに他の人に取られてしまった、
というのはよくある話です。
ですから、土地探しに焦りは禁物ですが、気に入った土地を見つけたら
なるべく早く決断をして、購入のお申込みをされることをお勧めします。
そのサポートとして、当社では、その土地で理想の家が建てられるかどうか、
スピーディーにプランとお見積りをご提出いたします。
もちろん、この段階で考え直していただいて構いません。
私たちは、お客様がご納得されるまで、何度でもプランをご提出し、
あらゆる角度からアドバイスさせていただきます。
後悔しない土地探し・家造りをするためには、いくつかのチェックポイントがあります。
すべてを理想通りにできないのが、実際の家造り。工程が進むにつれて、妥協しなければいけないところは必ず出てきます。しかし、現実の家を理想に近づけるために、ぜひ知っておいていただきたいポイントです。
家を建てたいと思ったら、なるべく多くの工務店やハウスメーカーの見学会やモデルハウスに出かけましょう。その中で信頼できる住宅会社、担当者にきっと見つかるはずです。そうして出会った専門家に現地へ同行してもらうことで、あなたが気づかなかったプロならではのアドバイスをもらえます。
公示価格や基準地価格を参考に、あなたが住みたいと思うエリアの地価相場を把握しておきましょう。なるべく多くの土地を実際に見てまわることで、土地の相場感覚は自然と身につきます。
家はリフォームできても、土地を買い足して広げることは、ほとんどの場合、不可能です。あなたが理想とするサイズの家を建てるのに十分な面積があるか、必ずチェックしましょう。
変形の土地や傾斜地は、後々、建物を設計するときに思いがけない制約にぶつかることがよくあります。過去に災害や事件がなかったなど、周辺の環境も含めて十分に調べましょう。
日照や風通しは、毎日の暮らしの快適性を大きく左右します。方位を知ることで、間取りが決まると言ってもいいでしょう。季節による変化を知るために、近隣の方に聞き込みができれば、なお良いでしょう。
さまざまな制約を生じやすい原因が、隣地や道路との関係です。移動手段のメインが自動車という方は、前面道路の種類や幅員などはしっかりチェックしましょう。小さなお子様がいるご家庭は、交通量にも注意しましょう。
学校・公園・スーパー・駅・バス停・公共施設・近隣の工場(音やにおい)など、できる限り、周辺環境に目を配りましょう。また、自治体によってサービスの充実度に差がありますので、重要なチェック項目です。
気に入った土地を見つけても即決せず、曜日や時間を変えて何度か通ってみましょう。平日と休日の差、朝・昼・夜の差はチェックしておきたいところです。
様々な情報をお知らせします。